2013年度商品説明会(1) DiGi Grid & VPR

場所 : 東放学園 音響専門学校 渋谷校舎スタジオ
日時 : 2013年6月19日(木)16:00~18:00

 

2013年総会後、当協会賛助会員である、(株)メディア・インテグレーション、(株)アビッドテクノロジー2社のご協力により、商品説明会を行ないました。
まず、(株)メディア・インテグレーション社には、新しく日本国内代理店契約を締結したDiGi Grid製品とAPI Lunch Box VPR ALLANCEの紹介をしていただきました。
DiGi Gridはこれから発売されるもので、最新デジタルの伝送技術でレコーディングシステムの新しい提案をしています。
そして、(株)アビッドテクノロジー社には、最新のPro Toolsソフト「Pro Tools11」の紹介をしていただきました。当日の様子を簡単にレポート致します。

1.(株)メディア・インテグレーション 前田洋介 氏・千葉高章 氏
<DiGi Grid の紹介> <DiGi Grid 5つのポイント> <オーディオインターフェース機能> <ネットワーク機能>
<オーディオ・プロセッシングとQSPパワー> 各種DAWにI/F Power <ISO導入ベーシック> <2基のホストCPUでルーティング>
<MADI接続> <SRでの活用>
◇VPR APIの500シリーズ◇ <500シリーズ シャーシ> <モジュール> <ファンタム・今昔> <試聴>
◇DiGi Grid◇
<DiGi Grid の紹介> 前田洋介 氏
DiGi Gridは、WAVESが絡んでいるので名前くらいは耳にされたことがあるかと思いますが、SR系のコンソールを作っているDigico、WAVES、Sound Tracs、この3社が合同で開発をしている新しいブランドです。
Digicoの持っているSRコンソール、今は全てデジタルコンソールになっていますので、そこで培ったDSPの技術、WAVESの持っている開発の技術、そしてSound Tracsの持っているアナログサーキットの技術、この3社の技術が融合した新しい技術です。
<DiGi Grid 5つのポイント>
1. Ethernet接続で実現する高品位Audio I/F
Ethernetで接続するオーディオインターフェース。
これが1番ベースの部分にあります。
WAVESがSound GridというEthernetでオーディオを伝送する技術を持っていまして、これを使ってインターフェースとコンピューターをEthernetケーブルでつなげるようなシステムです。
将来にはMADI&AVB等への接続の発展も確保しています。
2. I/F機能と共にサーバーモデルは
パワフルな外部Plug-insプロセッシングパワーを供給
注目が集まっているサーバーモデル。
これは筐体の中にCPUを持っていて、そこでWAVESだったり将来的にはサードパーティのプラグインを動かすことが出来る外部DSPです。
今で言うとUADなどをお使いになられていると思いますが、ああいう様なイメージの物です。
この様なものがシステムの中に統合されています。
3. Pro Tools HDXシステムに特化したWAVES外部プロセッシングモデルの追加
HDXの持つパワーとの共存から、HD nativeモデルへの外部プロセスパワーの供給。レガシーTDMユーザーへPowerやI/O拡張性を提案。Pro Tools HDXシステムとの連携ということで、Pro ToolsのIOをつなぐデジリンクポートというものを備えたモデルもラインナップしています。
4. 外部インテルプロセッシング(サーバーモデル)は
PC内臓CPUとの間に互換性を確保
外部Plug-insを瞬時に内臓プロセッサーへ切り替えることが可能で、出先での仕事のファイルと互換性を確保。
また、各社Plug-insの開発がPC互換となるため高い移植性を実現。
これは先ほどのアウトボックスのCPUとコンピューター内部のCPUがボタン1つでスイッチできる仕組みが組み込まれています。これはどういう様なものかというと、Pro Toolsの内部では実際、Plug-insとして、まだ仮の名称だと思うのですが、WAVESラックというPlug-insが立ち上がるような形になっています。
そのWAVESラックのPlug-insの中にDSPとNativeの切り替えスイッチがありまして、WAVESラックの中に最大8つまでPlug-insがインサートできるような、Plug-insの中でPlug-insを立ち上げるような仕組みになっています。
その処理エンジンをボタン1つで外部のDSPにするのか、PC内部のCPUで行なうのか。という切り替えができるようになっています。
5. 各モデルはSG接続(Sound Grid:Ether Cable)で自在に拡張。
2つのDAWへの分配も可能
ネットワーク接続ならではの利便性は、様々な制約から解き放ちます。
各モデルはSG接続で互いに信号を自由にパッチング。
PRE内蔵モデルで受けた音声を他の2つのモデルにシンプルに分配。
CuldaseとPro Toolsに同時に収録可能。
Ethernetの接続ですので、HUBを介して複数のDAWからSound GridというEthernetの中を流れている信号の中の任意なものを開くことができます。
基本、今までのアナログ信号もデジタル信号も1対1の関係だったと思いますが、1対複数という形を取れるのが、今、各社Ethernet接続に取り組んでいる最大の理由です。
接続の実例を見ていただくとイメージが沸くと思いますので、後ほどご説明をさせていただきます。それでは、システムの各機器の説明をしていきます。
<オーディオインターフェース機能>
1. ヘッドアップには高品位のDigico SDシリーズで使われているプリアンプ回路をそのまま採用しています。
2. ソフトウェアのアップデートにより、192kHzのサンプリングレートにまで対応予定です。(現在は96kHz)
3. インターフェースとして、先ずXLR(マイク)、TRS(ライン)、デジタルの機能としてD-Sub(ライン)AES、A-DAT、S/PDIF、WordClock、MADIへの変換やヘッドホン出力など、モデルによって豊富な入出力タイプ、入出力数が準備されています。
IOS I/O and Sound Grid DSP Server
IOS-gallery-1-B
IOS-gallery-2-B
IOX I/O Expander
IOX-gallery-1-B
IOX-gallery-2-B
4. 1台のI/Oの接続から、最大16台のI/Oの同時接続まで拡張可能です。
5. 標準的なCoreAudio、ASIO、(オーディオデバイスのドライバインターフェースの1つ)ドライバーで全てのI/Oを認識します。
写真は、Pro ToolsのPlayback EngineでWAVES Sound Gridが選ばれています。 PT ply eng
ちょっとソフトウェア部分に関しては、まだ発売前ということもあって、不確定な部分が多いのですが、展示会などで得ている情報としては、現状このような形で開発が進んでおります。
ちなみに、発売時期は年内には、殆んどのラインナップが登場してくる予定と聞いております。
大体、秋から年末にかけての時期かと思います。
もう1つの特徴が、このSoundGridというネットワークの部分です。
<ネットワーク機能>
1. 1台のI/OだったりDAPサーバーだったり、複数のものが同一のネットワークに繋いでおくことによって、最大16台のI/OとDSPサーバーの同時接続と自由自在に拡張が出来るということが最大の特徴です。
2. そして、WAVES AEB(Audio Exclusive Brosdcast)。これが新しいプロトコルになるのが、0.8msの低レーテンシーで相互の接続性が保たれます。
3. そして、1つのsystemに対して2台、複数台のホストコンピューターを用意して、複数でパラレルでRECするということも出来ます。
複数のコントロールルームで1つのブースを共有するというような設計も自由自在に出来るというようなシステムになっています。
DG8t
4. それ以外に専用のeMotionソフトウェアでI/O入出力とDSPサーバーを一元管理、DAPエンジンを積んだ単体のミキサーとしても利用することが出来るので、そこでマトリックスを組んだり、ある程度ステムを組んだりといった使い方も想定されています。 digi brou cort pne
Control panel
5. 既存のMADIネットワークにDiGiGridシステムを組み込み可能にするMGB、MGO、MADI-SoundGrid入出力ボックス、Pro Tools HD/HDXデバイスにダイレクトに接続するDLS/DLIのDigiLink端子によって、SoundGridのネットワーク上にHD I/Oだったり、192 I/O、そういったものを存在させる。ADコンバーターとして使用することが出来るというソリューションも併せもっています。 SWI-gallery
SWI Five Port1GB Network Switch
そして、オーディオ・プロセッシングとDSPパワーということで、先ほどのE-MOTIONソフトウェアですね。
<オーディオ・プロセッシングとQSPパワー>
1. 専用のE-MOTIONソフトウェアによる全接続デバイスの入出力レベルコントロールとミキシング e mosion mx
E-MOTION
2. Intel CPUによる強力なプロセッシング・エンジンを既存のDAW/Pro Tools HD/HDXに追加、普通はDSPを使われている方が多いですけれども、このDiGiGirdに関してはCPUを採用しています。
処理能力としてCPUの方がDSPに比べて圧倒的に高いです。
後は汎用性も高いです。複雑なアルゴリズムを書いてしまうとDSP1のチップで処理できないものが登場してしまっています。WAVESさんですとL3-16とかがそうだったと思います。
そいうったことを回避する為にもやはり、CPUの方が汎用性が高いと判断されたそうです。
3. 実際、どのくらいのパワーか、Intel i5プロセッサを内蔵したDLSは、同時に336個のC4 Monoを使用可能(48kHz)です。
4. Intel CPUの採用でサードパーティ・プラグイン開発メーカーの対応が容易に。
汎用性の高いCPUベースなので、nativeベースのプラグインというのは、このDiGiGirdに対して移植が非常に容易だということをもアピールされていました。
5. Sound GridプラグインをDAW上のプラグイン操作画面から使用可能です。 DG pt 45
実際、どんなものかというのが非常に分かりづらいので、接続例などを元に解説をしていきます。
各種DAWにI/F Power
<ISO導入ベーシック、Native環境のプライベートスタジオにAoIPとPlug inパワーを>
digi brou ios
こちらの絵に出てきているのがIOSと呼ばれるインターフェースになります。
最後のSというのがサーバーモデルという意味なのですが、これは通常のMicプリアンプ、LINEイン、LINE アウト、後はヘッドホンアウトというったものを持ったNativeのオーディオインターフェース。
そして、そのサーバー機能が追加されたものというような形になります。
ですので、例えば普通のPro Tools HDXとか、DSPベースではないものとEthernetで繋ぐことによってこれをオーディオのインターフェース兼、外部のDSPエンジン、今発売されている商品でいうとApolloのようなイメージですね。
ユニバーサルオーディオのUAD内蔵のオーディオインターフェース。そういうようなイメージで捉えていただければと思います。
そしてもう1つその下にですね、I/O/Xと呼ばれる、サーバー機能無し、DSPエンジン無しのモデルです。
こちらもMic入力、LINE入力、デジタルA-DAT入力、そして特徴的なのが、ヘッドホンアウトが4つ付いています。ネットワーク上に先ほどのIOS、サーバー付きのものをコアにして、各プレイヤーの脇、各小部屋などにI/O/Xを設置していくというような使い方を想定してのラインナップです。
実際、Sound GridはEthernet1本の線の中に128chのin / out、合計256ch改選の音声信号が流せます。
ですので、このインターフェースで、Mic pre、AD、そしてDA、後、ヘッドホンアウト。
CueBox兼、スタジオ内におけるオーディオの入口としての役割でそれが両方まかなえるものです。
Cueのコントロールなどは、先ほどのE-MOTIONミキサーでかなり細かく設定、調整が出来るというようなシステムアップをそうていしてのラインナップという風に考えていただければと思います。
digi brou iox
1digi brou dls_dli
そしてこれがDLSとDLIというモデルです。DLSというモデルがDiGi LINKのポートを持ったSound Gridのシステムです。
これで何が出来るかというと、上の接続線、この赤い線がSound Grid。そして紫色の線がDiGi LINKです。DiGi LINLの信号でI/Oインサートのような形ですね。
外部のアウトボードをインサートするような形でこのSound Grid上で動いているWAVESのプラグインを処理させます。
この場合、DiGi LINKケーブルは1本で32ch、1Boxで2本接続できますので、64ch分の外部エフェクトとしてWAVESが立ち上がる。というようなシステムです。
そして、その下のものというのは、これはHD I/OをAD/DAコンバーター代わりにしたSound Gridのシステムです。ですので、下のパターンの場合はHDXの機能を使うという形ではなく、NativeのインターフェースとしてHD I/OをAD/DAとして利用するという様な形になります。
<2基のホストCPUでルーティング>
digi brou Large scale ASIO
そして、これが2つのコントロールルームで1ブースというような、1スタジオですね。
というようなシステムアップとしてはこういう様な形ですね。
上のI/OSとI/OXのセットが各コントロールルームにあって、スタジオ内部にはI/OX、Mic preとヘッドホンアウトを備えたインターフェースが置かれます。
そして、それぞれがネットワークで繋がるというような形ですね。
で、任意のチャンネルをインプットとして選択してあげれば、それで接続されるというような非常にシンプルなシステムアップが可能です。
実際普通のスタジオでこういう様なことをやろうと思うと、今までだったらエルコをジャンクションしたりだとか、そういうような形でなっていたと思いますが、繋ぎっぱなしで大丈夫です。
こちらのMADIのソリューションですが、MADIとSound Gridの変換をする機械も出てきています。
これはLIVE Recordingなどで活用が出来るのではないかと思います。
これは何故2個あるかというと、このDiGi GirdのBox同士は光で繋いでくださいと。
光の線ですね。光のLANなので、SCだったり、LCだったりという長距離伸ばせるもの。なので、スタジオ再度のBoxからPA卓のMADIを受けて静なところまで、光でしたら大体1kmくらいまで引き伸ばしが出来ますので、静かな収録用の小部屋まで光のケーブル1本引っ張ればそれだけで128chの収録が可能なシステムが組めます。
digi brou MADI-SG
そしてSound Gridなので、先ほどもご説明しましたが、2台までのクライアントPCが用意できるので、パラレルで、2台回しということが簡単に出来ます。
そして、こちらは完全にPAの方なのですが、PAのこのDigicoのコンソールだったり、Sound Gridの口を持っているデジタルコンソール。
他にも幾つかありますが、そういったものにWAVESのSound Gridサーバーという、もともとPA卓でWAVESのPlug-insを使いましょうという製品だったのですが、これの接続をする為のブジッリとしても利用できます。
digi brou SWI
図の下側はそういったことをしながらも、さらに収録も出来ますということです。ですので、アイディア次第では色々な使い方が出来るシステムというのが、このDiGi Gridです。
まだプロダクト発表前でして、ソフトウェアとしては多分仕上がってないです。先日のNABでも実際に見てきたのですが、もう少し改善の余地があるというか、ちょっと見せてユーザーの声を受けてさらに磨きをかけるというようなことを、今やっている。というニュアンスを非常に強く受けている製品ですね。
なので、実際に出るときは今日の説明と、また違った新しい機能が出るかと思いますので、楽しみにしていただけたらなと思います。
あと、皆さんが1番気になるのは、WAVESの今までTDMで使っていたものが無くなってしまうという事だと思いますが、Native版、CPUで動くものに関しましては、この後、avidさんも説明されると思いますが、今のプレビューバーションでWAVESのNative版というのはしっかり動いています。
ですので、今後WAVESが使えなくなるんじゃないかということを思われる方もいらっしゃると思いますが、そこはまず、大丈夫です。ただ従来のTDM、DSPにあたる部分、AXDSPに関してはこのシステムを開発したので、こちらで使って下さい。
と、いうようなニュアンスの文句がWEBに上がっていたりもするので、やはりそちらの方のデビューは、このDiGi Gridの売れ方次第なのかな・・・というような感じです。
ということで、駆け足でしたが、DiGi Gridの説明を終わらせていただきます。
参考URL:http://www.digigrid.net/

 

◇VPR APIの500シリーズ◇ 千葉 高章 氏
ph2_5006b_l
API Lunchbox
APIの500シリーズは皆さんも良くご存知かと思いますが、今、特にアメリカでこれの互換企画としてVPR ALLIANCと呼ばれているものが出ていまして、各社このAPIラックにはまるモジュールを非常に勢力的にリリースを続けています。
実際AES Showだったり、NAB Showといった音楽系のShowに行くと、ラック物の1U、2Uといったアウトボードよりも、こちらの500シリーズ互換のモジュールの方が数多く登場しているという現実があります。
今日も代表的なものを10本ほどラックへ入れてきました。後程、音も聞いていただけたらと思います。
まずは有名なところでいいますと、NEVEだったりSSLだったり。
後は新しいガレージメーカー系も数多く参入してきています。弊社では何故、日本国内で流行らないのだろうと・・・これは皆さんに僕らが魅力をお伝えしきれていないのかなと思いまして、今、40数種類のモジュールを店頭で展開していますので、お時間あるときに遊びに来ていただいて、じっくり聞いていただけたらなと思っております。では、ここからは弊社の千葉から説明をさせて頂きます。
<500シリーズ シャーシ>
el500_empty 500シリーズですので、コンソールから1番有名なガワとしてはLUNCH BOXですね。
今はお手元の資料にあるように、ガワも色々な会社から出ています。LUNCH BOX自体は非常に電源が非力、たとえばAPI525というcompを6本挿したら絶対電源が入らない。
といったことがあったと思いますが、資料のEMPIRICAL LABの電源トランス、青いトランスが写っていると思いますが、実はLunchのそれと全く同じトランスです。
EMPIRICAL LAB EL500 2Slot 500 シリーズラック
sweet-ten EMPIRICAL LABは2ch分でそのトランスを挿しているけど、APIはそれを6chでやっていたので、足りなくなるのはやむを得ない感じなのです。
各社色々、例えば500シリーズで使われていないpinが何本かあったんです。
それを利用したようなシャーシ。例えばYケーブルでセンドリターンがウチのシャーシなら付いているよ。とか各社個性を打出したシャーシを出してきています。
Purple Audio SweetTen Rack
CPS-501 ここにあるような、パープルオーディオ、昔1176とかを復刻していたメーカーなのですが、ここの売りは「ウチ、電源大丈夫ですから!色々な組み合わせでもちゃんと動くから!」というところです。
スイッチング電源なので狭くても大容量が取れます。アメリカでも大変評判が良いそうです。
音的なところ云々より、ちゃんと動く。というところに重点を置いているところが素晴らしいです。
Cameleon Lab CPS-501
<モジュール>
モジュールとしては、後追いというか、後からNEVEやSSLが参入してきていますが、モジュールの消費電力が大きいんです。クラスAが売りだったりトランスイン、トランスアウトとか、電力を結構消費する。甚だしいのはバルブです。3本位入ってたりするので、オリジナルのLunchだと結構きついです。
vpr
左から ”NEVE1073LB”、”G2System M.P.A.1.VPR”、”Shadow Hills Mono GAMA”、
”API550A”、”Inward Connections The Brute”、”Purple Action”、”Maag EQ4”、
”SSL Stereo Buss Comp”、”SSL E-Series EQ”
後でSSLを触ってもらうと分かると思いますが、4000シリーズ忠実に作っているので消費電力が高くかなり熱を持ちます。NEVEより熱くなりますので、これからシャーシを買う方は電源容量を木にされた方が良いと思います。
で、このモジュール、どのくらい消費電力あるんだろう?という疑問は、お問い合わせいただければメーカーに確認して、モジュール1本ですとマキシマムどの位とか回答できます。
最近ですとNEVEですね。1073ちっくな。チックなところは物理的な大きさから察して頂きたいのですが、これちょっと面白いのはインプットって基本的に500シリーズなので、後ろ1つでして、LINEとMicのトランスを分けることはこのスペースではいかず、回していくとLINEからMicまで全部ヒットするという、ちょっと面白いところでした。
SSLは4000がベースになっていて、チャンネルEQとMaster Compのモジュールですね。このSSL Master Compは2段ぶち抜きになっていまして、ステレオコンプになっています。2スロット分のI/Oをそのまま生かしているので、ステレオイン、ステレオアウトが出来ます。
それと、青いmaagというメーカーのEQですが、これは海外で大変人気が有るらしいです。これは近くに寄って見ていただきたいのですが、パライコってほぼピークなんですが、ゲインのみの設定でFrequencyもQも設定できなくて、ゲインをただ、いじる。という、凄い仕様です。
でも売れているそうなので、スペシャルな何かがあるのかもしれないです。
後で周波数を見ていただけると結構面白いです。下からいくと、サブの20Hzその上40,160,650そこまでが全部ピークです。
2.5kから上だけシェルブがあって、2.5,5,10,20,40でシェルブが付いています。中々面白いです。
使ってみると何か良さが分かるかもしれません。
その隣がパープルオーディオの1176です。
一応大人の事情で入らない部品的には何かを置き換えているというのは察して下さい。
なんか、線を巻き巻きしているやつよかですよね。
やっぱり無理かなーと思いますが・・・でもこれ、割とかかった感じとかは普通にそんな感じというところはします。で、その隣がLA-2とかそっち系のオプトcompです。
パラメーターもそのままずばり、アタックもリリースも無いです。

 

高山 : オプティカルのやつってちゃんとフォトカプラー入ってるんですか?LA-2とか・・・
千葉 : 入ってますよ。
前田 : 純粋にシュミレートとは唄ってないんですけども・・・
千葉 : 全部アナログなので、カプラ自体は入っています。
前田 : そうですね。もうディスクリート、オプトセルリミッターっていう謳い文句が。
千葉 : 原稿でそういうのをちゃんと出しているメーカーがあるんです。リダクションにもカーブとかも3モデルぐらい現行商品としてあります。550Aはご説明しなくてもいいですよね?
吉田 : それ、昔のままの?
千葉 : これは、僕がタイムロードさんにいた頃に復刻されたのですが、中身は全くそのままです。この中で、多分50本位、空中配線です。修理するのがすごく大変です。
回路図があっても追うのがすごく大変で役に立ちません。
その隣からMicプリ3本になりまして、これはShadow HillsというところのMicプリです。これもトランスイン、トランスアウトです。トランスはJansenです。
それだけ聞くとAPI512も同じように思うんですが、多分何かが違います。
こちらが、モードが選べまして、ディスクリート/スティール/ニッケルがあります。これでキャラが変わります。
こういう風にMicプリとかでトランス受けで、中身ディスクリートで、トランスアウトっていうNEVE的ですので、消費電力的には結構かかります。
その隣が、僕が作って出しているMPA1Micプリです。
こちらはモジュール1本で130mA以下の消費電力っていう基準がラディアルの方から提案された時期があって、それに則っていますので、これはLunchに6本挟んでいただいてもきちんと動作します。
ハイスピードの立ち上がりで、周波数特性が広く、レコーディング用途な感じです。何か聞いてみたいものございますか?Pro Toolsのデモセッションを立ち上げているので、何でも通せます。
<ファンタム・今昔>
小林 : ファンタムってどこに入っているんですか?
ファンタムはですね、Micプリのモジュールごとです。例えば僕の(作った)ですと、モジュール自体にファンタムのスイッチが付いています。
で、電源ユニット自体にファンタムのサプライがあって、モジュールのカードエッジのコネクターにファンタムが立ち上がっています。
小林 : 元々のLunch Boxには無いですよね?
いえ、あります。
小林 : APIの1番最初に、出したやつは付いてないよ。プラマイ15しかなかったもん。
現在のものには付いています。ただ、コンデンサーの容量が抜けたらダメなタイプのファンタム電圧の作り方です。
中村 : 初期型のAPIのモジュールは、このまま入れられないんです。ピンをカットしないと。48Vが来ているので、カードが壊れちゃうんです。
小林 : 560は入らない?
中村 : いや、そのまま入るんですけど、新しい規格が48Vじゃないですか。そこのピンが1番最初のモジュールは48Vはきてないのでそこは別の回線に繋がっているので、壊れちゃうんです。だから1番古いやつをこれに入れる時はピンをカットしないとダメなんです。
今のやつは、本家のLunch Box自体に48Vが付いているので大丈夫です。560の古いもので、グライコを縦に見るタイプだったら気をつけたほうが良いです。
北川 : それは、入らないように出来てるの?
いえ、物理的に無理なんです。560とか、本当のヴィンテージのものは、2025のピンが1本多いんです。ダミーピンがあるんです。そこで見分けていただけると。ピンが多いやつは入らないと思っていただいたほうがいいです。
小林 : 元々6本だよね?
電気的なピンではなく、関係ないピンがあるんです。
小林 : よく、昔の卓から抜いたものが出回っているけど、それを新しいラックに入れるときは気をつけたほうが良いってことですね。
それで壊す人が出てくる可能性があるんだね。
多分そういう事故があったんでしょう。今の規格に写ってから20数年は経っていますので。
<試聴>
さて、せっかくなので、音のほうを。Micプリは今、3つとも刺さってますけど、3つともLINEレベルは受けられます。
パッドもありますし。後、僕のMicプリはユニティーからゲイン可変なので、普通に何もスイッチ入ってないでゲイン絞りきった状態ですと・・・
梅津 : +4で大丈夫なの?
ええ、+24くらいまでは大丈夫です。では。
~試聴~
一同 : 全然分からない!!!(笑)
(苦笑)お声をかけていただければ、いつでも貸し出しいたしますので、じっくり聞いていただけると・・・
梅津 : なんかこう、エフェクト的なものを聞かせてください。
では、SSLのcompとか・・・
玉川 : 卓とくらべて・・・
きっと言われると思いましたが、今日は勘弁してください。
セットしている時、脇田先生に聞いたときには、4000をベースにしているので9000とキャラクターが違うようでした。
高山 : それって、裏で「キーィン」とかって出来るものがあったりするんですか?
吉田 : サイドチェーンってことかな?
サイドチェーンはAPIの規格としてシャーシに無いんですよ。
梅津 : あと、MaagのEQを。
吉田 : 40って40kってこと?
そうです。
~Maag試聴~
40kのシェルブのところを6dBで聞いていただきます。
梅津 : 40k?
40kです。一応なんか引っ張ったなっていう感じは多分あったと思うのですが(笑)では500のモジュールの説明はこの辺で終わらせていただきます。ありがとうございました。
前田さん、千葉さん、ありがとうございました!
参考URL
http://pro.miroc.co.jp/2011/08/03/vpr_alliance-2/
http://pro.miroc.co.jp/2012/10/12/ssl-vpr-e-series-eq-comp/
●Focusrite
http://global/focusrite.com/mic-pres/red-1-500-series-mic-pre
●Grace
http://umbrella-company/jp/gracedesign-m501.html
●Vintech
http://umbrella-company/jp/vintech-audio-573.html
●handler
http://umbrella-company.jp/chandlerlimited-Germ500mk2.html
●Rupert Neve Design
http://hookup.co.jp/products/rupertneve/500series.html
●Inward Connection
http://www.inwardconnections.com/products.htm
130619-53t 130619-59t
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