ABOUT JAREC
ごあいさつ
私たちの目的は
レコーディング・エンジニアの
地位向上(諸権利の獲得)と情報提供することです。
JAREC WEBSITEをご覧いただき、ありがとうございます。また、平素よりご協力いただいております、正会員、賛助会員、関連団体各位に心より感謝申し上げます。
特定非営利活動法人日本レコーディングエンジニア協会は、1999年6月に日本ミキサー協会として発足し、2018年4月1日、新たに特定非営利活動法人日本レコーディングエンジニア協会として再スタート致たすことになりました。その内容はレコーディング・エンジニアの地位向上(諸権利の獲得)と情報提供することが主な目的です。
レコーディングエンジニアとは、スタジオその他でレコーディング、ミックス、サウンド・ミキサーの意味で、オーディオミキシングコンソール、DAWでの録音、サウンド創作、ミキシングのことを指します。近年では総称レコーディング・エンジニア、ミキシングエンジニアと呼ばれております。
現在はDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるバーチャルのコンソールでミックスをする方法が一般化されてますが多くのレコーディングは以前と変わらずアナログコンソールからDAWへの録音となっております。
現在では大多数録音はPro tools で制作を行っておりそれに伴い、
DAWによる個人レベルでの投資による小さなパーソナルスタジオにも拡大しております。
音楽産業自体も、昨今の若者のCD離れや配信、ストリーミングなどによる音楽の聴き方も変わってきたことにより、制作費の削減が余儀なくされ、設備の充実した音楽スタジオでの制作は限られたプログラムのみになり、スタジオ自体も減少しています。
レコーディングエンジニアという職業が
いつまでも若い方々の憧れの職業であるために。
スタジオは音楽を録音する場所ですが、録音に至るまでには、作曲家、作詞家、編曲家、アーティスト、演奏家、そしてその方々に関わるスタッフと、多くの人が様々なプロセスを経てスタジオでの作業へ移行されます。
近年、スタジオでは、多くのセッションはセッション毎に1人のエンジニアで行っており、
そのため、エンジニアが他のエンジニアの仕事を見る機会は殆んど無くなり、エンジニアが他のエンジニアの技術を見ることが出来るのは、スタジオでアシスタントエンジニアとして仕事をする時期が最大のチャンスなのです。スタジオが無くなるということは、そうした技術を伝える場所が無くなることなのです。
このような環境の変化で、レコーディングエンジニアは社会的にも変化を求められています。当協会における組織の活動が個人に移行され、有意義に活用されることを望んでいる次第です。
レコーディングエンジニアという職業がいつまでも若い方々の憧れの職業であるためにも、
当協会は時代に適した情報を提供すると共に、経験豊富な会員の技術の共有等、個人の活動に役立つよう運営をする所存です。
会員構成に於いては今後、入会者を増やすため、正会員の他、一般会員、学生会員(協議中)を考えております。
技術セミナー、著名エンジニアとの交流、賛助会員の新製品発表会等、積極的な活動を今後ともして行きたいと思っております。
どうぞ是非皆様のご理解と温かいご支援を頂きますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人日本レコーディングエンジニア協会
理事長 吉田 保
(原文一部使用、前日本ミキサー協会理事長 梅津達男) 今後改訂予定
Japan Recording Engineers Association President Tamotsu YOSHIDA (Some original used, Tatsuo Umetsu, former chairman of the Japan Mixer Association)